建設業にいう、建築一式とはどういう意味?

    

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建設業にいう、建築一式とはどういう意味?

建設業のしくみ

建設業は、外から見ると、発注者により業者に仕事が発注され、建物や構造物が建設されて引き渡されるだけのように写ります。引渡しは受注した業者が行い、一般にはその業者が工事を全て行っているかのように見えてしまいますが、実はそうではありません。建設の現場は、多くの職種の業者がそれぞれの工事を分担して行う、下請けにより成り立っています。

建築の現場では、杭工事や基礎工事から始められます。杭には専門の業者がいて、杭のみを打って現場を引き上げます。建築の基礎をつくるためには土を掘り起こす根切りが必要です。根切りを行う専門の業者もいます。基礎をつくるコンクリートを打ち込むためには、型枠をつくる必要があります。型枠をつくるのは型枠大工の仕事です。さらに、鉄筋を組む鉄筋工が細かな鉄筋を配置する作業を行います。

こういった分業による工事が建物完成まで続きます。それぞれの専門工事は、業者が勝手に行っているのではありません。建設会社による厳格な工程管理により、手順よく工事が行われます。建設会社は専門的な職種は担当せずに、工事全体の管理をします。受注や各種の手続きは本社等の事務所で行うにしても、実際の工事の指揮をとるのは、会社から現場に派遣された現場代理人です。

現場代理人は一般名称では現場監督に相当し、愛称をこめて番頭さんと呼ばれます。現場監督の下に、各種の専門工事の業者は各種の工事を行います。

建設業許可の分類

一定の規模以上の建設業を行うのに必要な許可を受けるためには、当局から各種の専門工事ごとに分類だれた許可を受ける必要があります。各種の専門工事ごとに要件が定められ、工事の種類ごとに資格の種類や必要とされる経験、技術者の数が異なります。専門工事以外にも、建築一式工事の分類が設けられています。

土木の分野にも同じ一式工事としての資格が設けられ、両者は共通しています。建築一式工事とは、元請けの業者に必要とされる要件です。建築一式工事の許可を受けた業者でなければ、一定規模以上の建築工事を業として行うことはできません。

建築一式工事を行う業者には、一級建築士や一級建築施工管理技術士などの有資格者が営業所ごとに一定数必要です。経営状態などの要件もあり、許可を受けるには厳重な審査を通る必要があります。

建築一式工事を行う業者は、必ずしも各種工事を行う技術者を雇用していなくてもかまいません。各種の専門工事は、それぞれの専門業者に下請けに出し、元請けの業者がそれをまとめることで、工事を完成することになります。

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